「千と千尋の神隠し」はどんな映画?

2001年(平成13年)7月20日に公開されたスタジオジプリ制作の長編アニメーション映画「千と千尋の神隠し」ですが、日本歴代興行収入第1位を保持し続けています(2019年12月現在)。

 

そんな本作をブログ開設初紹介していきます☆

 

 

 「千と千尋の神隠し」のあらすじ

まずは、あらすじです。

 10歳の少女・千尋ちひろ)は、両親と共に引越し先へと向かう途中、森の中の奇妙なトンネルから通じる無人の街へ迷い込む。そこは、怪物のような姿の八百万の神々が住む世界で、人間が来てはならないところだった。千尋の両親は飲食店で神々に出す食べ物に勝手に手を付けたため、罰として豚にされてしまう。

千尋も帰り道を失って消滅しそうになるが、この世界に住む少年ハクに助けられる。ハクは、八百万の神々が客として集う「油屋」という名の湯屋で働いていた。油屋の主人は、相手の名を奪って支配する、恐ろしい魔女の湯婆婆(ゆばーば)である。仕事を持たない者は動物に変えられてしまうとハクは千尋に教える。千尋は、雇ってくれるよう湯婆婆に頼み込み、名を奪われて「千(せん)」と新たに名付けられ、油屋で働くことになる。ハクは、本当の名前を忘れると元の世界に戻れなくなると忠告する。ハクもまた名を奪われ、自分が何者であったのかを思い出せずにいた。しかし、彼はなぜか千尋を知っており、千尋のことを覚えているのだという。一方、千尋には、ハクの正体に心当たりがない。

豚にされた両親を助けるため、油屋で働き始めた千尋だったが、彼女は人間であるために油屋の者たちから疎まれ、強烈な異臭を放つ客の相手まで押し付けられる。しかし彼女の実直な働きにより、客から大量の砂金が店にもたらされると、千尋は皆から一目置かれる存在になる。千尋はその客から不思議な団子を受け取る。

翌日、ハクは湯婆婆の言いつけにより、彼女と対立している双子の姉の銭婆(ぜにーば)から、魔女の契約印を盗みだす。しかし、銭婆はハクを追ってきて魔法で重傷を負わせ、湯婆婆の息子である坊(ぼう)もネズミに変えてしまう。千尋はハクに不思議な団子を飲ませて助けるが、ハクは衰弱してしまう。千尋はハクを助けたい一心で、危険を顧みず銭婆のところへ謝りに行くことを決意する。

そのころ油屋では、カオナシという化け物が従業員を飲み込んで暴れていた。カオナシ千尋から親切にされたことがあり、金や食べ物で千尋の気を引こうとするが、彼女が興味を示さないので激怒する。千尋は不思議な団子をカオナシに飲ませて従業員を吐き出させ、感謝される。千尋は、カオナシとネズミになった坊を伴って銭婆の家を訪れる。銭婆は千尋を穏やかに受け入れる。

一方、意識を取り戻したハクは、坊が銭婆のところへ行ってしまうことを湯婆婆に伝える。ハクは、坊を連れ戻してくることを条件に、千尋と両親を解放するよう約束を迫り、帰る手段のなかった千尋を迎えに行く。ハクは銭婆から許され、千尋と共に油屋へ帰る。その途中で、千尋は自分が幼いころに落ちた「川」がハクの正体であることに気づく。幼いころハクの中で溺れそうになったとき、ハクは千尋を浅瀬に運び、助けあげた。千尋がハクの名前に気づくと、ハクも自分の名前を取り戻す。

油屋に帰ったハクは、千尋と両親を解放するよう湯婆婆に要求する。従業員たちも、今度は千尋の味方である。湯婆婆は、油屋の前に集めた豚の中から両親を言い当てろと難題を課すが、千尋はこの中に両親はいないと正解を言い当てて自由となり、従業員たちに祝福されながら油屋を去る。

ハクは千尋を途中まで見送り、自分も湯婆婆に暇を告げて元の世界に戻るつもりであると伝え、再会を期して別れる。人間に戻った両親は、最初のトンネルの前で、なにごともなかったかのように待っていた。もとの世界に戻った千尋が振り返ると、トンネルは来たときとは違う姿に変わっていた。

引用:千と千尋の神隠し - Wikipedia

千尋は、ハクのおかげもあり無事に両親の元へ戻れましたね。湯婆婆やカオナシなど作中では怖いイメージのキャラクターですが、今でも人気のあるキャラクターです!

ちなみに、千尋が油屋に迷い込んだ期間は監督のインタビューでは三日程度と語っていました!

 

千と千尋の神隠し」のキャスト・スタッフ

 

続いては、製作に携わった方々をご紹介します!

スタッフ

映画監督、アニメーション作家、漫画家として活躍されています。

主な作品:1997年「もののけ姫」、2004年「ハウルの動く城」、2008年「崖の上の

     ポニョ」など

映画プロデューサー、編集者として活躍されています。

主な作品:1988年「となりのトトロ」、1989年「魔女の宅急便」など

実業家、映画プロデューサーとして活躍されています。

主な作品:1986年「天空の城ラピュタ」、1995年「ガメラ 大怪獣空中決戦」など

引用:千と千尋の神隠し - Wikipedia

キャスト

本作の主人公。荻野家の一人娘。すぐ卑屈になって我侭を言ったり両親に頼ろうとする典型的な都会育ちの一人っ子、現代っ子気質。10歳の少女。両親と共に異界に迷い込む。神への料理を口にした罰を受けて豚にされてしまった両親を人間に戻し、元の世界に帰るために湯屋「油屋」の経営者である湯婆婆と契約を交わし、名前を奪われ「千」となって湯屋で働くことになる。初めは仕事の手際も悪かったが、湯屋での経験を通じて適応力や忍耐力を発揮していく。物語の中盤ではこれからどうしたらいいのか分からずいじけていく中、ハクが差し出した「千尋の元気が出るようにまじないをかけて作った」おにぎりを食べ、ずっと自分を心配してくれていたハクの優しさと思いやりに触れた事で、声を上げて泣きじゃくるほど感情を露わにする。オクサレ様を接客した際には、体から大量の廃棄物を引っ張り出して中の河の神を救い出す。映画終盤では暴れるカオナシを鎮め、坊の親離れに一役買い、傷ついたハクを救うなど活躍する。龍の姿のハクにニガダンゴを食べさせたときには、力づくでハクの口をこじ開けている。

  • ハク / 饒速水小白主(にぎはやみこはくぬし):入野自由/ジェイソン・マースデン 

油屋で働いている謎の少年。外見年齢は12歳。魔法使いの見習いで、湯婆婆の弟子であり、また番頭として湯屋の帳場を預かってもいる。作中で初めて千尋と会ったときから彼女の力になる。釜爺によれば、千尋同様忽然と湯屋に現れ、湯婆婆の弟子になることを懇願したという。釜爺は「魔女の弟子など、碌な事は無い」と反対していたが止め切れず、その後は湯婆婆の手足として利用されるようになった。

千尋の父親。38歳。建築会社に勤めるサラリーマン。愛車は、アウディ・A4クアトロ。体育会系で、良くも悪くも肝の据わった性格で、基本的にどんな事にも物怖じしない反面、後先考えない行動をとってしまいがちな浅慮な一面も強い。引っ越しのときには道をよく確認しないままどんどん進んでしまい、いつの間にか不思議の町に迷い込むが、千尋や悠子の制止を聞かずに面白がって進み続け、結果的に千尋が異界に迷いこませてしまう直接の原因を作った。挙句に町の飲食店に迷い込んだ際、勝手に食事に手をつけてしまい、豚の姿に変えられてしまった。

  • 荻野 悠子(おぎの ゆうこ):沢口靖子/ローレン・ホリー 

千尋の母親。35歳。不思議の町に迷い込んだ際、夫につられて勝手に食事に手をつけてしまい、夫と一緒に豚の姿に変えられてしまった。作中で名前は明らかになってはいない。やや自分勝手な夫に苦慮しながらも、さり気なく夫に寄り添う仕草を見せる。娘の千尋に対してはドライに振る舞うことが多いものの、千尋を心配したり、気にかけてくれるなど、面倒見が良く温かい面を持ち合わせている。

湯婆婆

湯屋「油屋」の経営者で正体不明の老魔女。二頭身という人間離れした体格で   顔も大きい。強欲で口うるさく、老獪な人物として描かれている。その一方で息子の坊を溺愛しており、ハクに指摘されて坊が行方不明になったことに気付き、ハクに詰め寄るほどに激しく取り乱していた。人間の世界から迷い込んできた千尋を最初こそ拒否していたが雇い、名前を奪って「千」と呼ぶ。油屋が閉まる明け方になると黒いマントに身を包み、コウモリのような姿になって湯バードと共に彼方へ飛び去っていく。弟子のハクを呪い(ナメクジのような黒いあやつり虫)で操り、銭婆の持つ魔女の契約印を盗ませるなどの悪行に加担させている。 

銭婆

湯婆婆の双子の姉で坊の伯母。声や容姿、服装、髪型まで湯婆婆と瓜二つで、甥の坊が母である湯婆婆と間違えてしまうほど。彼女と同様に強力な魔力を持つ魔法使いである。紙やカンテラなど無生物に魔力を吹き込んで使役しながら「沼の底」という寂れた田舎に住んでいる。本人曰く「私たちは二人で一人前」だが、姉妹仲はお世辞にも良好とは言えず、妹からは性悪女呼ばわりされている。

湯婆婆の息子。赤い腹掛けをした巨大な赤ちゃんで、銭婆に「太りすぎ」と評される肥満体型。怪力の上、甘やかされて育てられている為、性格はかなり我儘。癇癪を起こすと暴れ泣き喚き、部屋を破壊する。物語の中盤で、銭婆の魔法によって小太りのネズミに姿を変えられる。湯婆婆の過保護のもと部屋から出ずに暮らしていたが、千尋と出会って初めて外界を冒険し、精神的に成長する。ネズミの姿の際の移動は、同じく銭婆に小さなハエドリに姿を変えられた湯バードに運んで貰っているが、ハエドリが飛び過ぎて疲れ果てた際は、彼を乗せて自ら歩行を行う事もある。

  • 釜爺(かまじい):菅原文太/デヴィッド・オグデン・スティアーズ 

油屋のボイラー室を取り仕切っている黒眼鏡をかけた老人。蜘蛛のような姿で、伸縮可能な6本の腕・手を自在に操り、油屋で使われる湯を沸かし、薬湯の生薬を調合する仕事をしている。休憩時間の際は、リンからもらった漬け物付きの天丼を頬張っている。人間に対する差別意識は希薄で唐突にボイラー室に現れた千尋に対し、厳しめの態度を取りながらも、人間である彼女がいる事に騒ぐリンに「儂の孫だ」と庇うなど彼女を気遣い、リンに湯婆婆のところへ連れてくように頼む。その後も傷付いたハクを介抱し、銭婆の所へ行こうとする千尋に40年前に自分が使い残した電車の切符を渡すなど、千尋をサポートする。

  •  リン:玉井夕海/スーザン・イーガン 
  • 父役(ちちやく)、兄役(あにやく)、番台蛙(ばんだいかえる):上條恒彦/ポール・エイディング (父役)、小野武彦/ジョン・ラッツェンバーガー (兄役)、大泉洋/ロジャー・バンパス (番台蛙)
  • 青蛙(あおがえる):我修院達也/ボブ・バーゲン 
  • カオナシ中村彰男/ボブ・バーゲン 
  • おしら様:安田顕/ジャック・エンジェル 
  • オクサレ様(オクサレさま)/ 河の神(かわのかみ):はやし・こば

<キャストの紹介>

女優として活躍されています。6歳から子役として活動を始め、CMに多数出演しています。1999年「すずらん」にヒロインの少女時代役でデビューされました。2005年「野ブタ。をプロデュース」や2012年「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」など数々の作品に出演されています。

男性声優、俳優、歌手として活躍されています。2006年まで劇団ひまわりに所属していました。1995年「逮捕しちゃうぞ」のショウ役で声優デビューされ、2009年6月24日、Kiramuneレーベルから、歌手デビューされました。2012年「ポケットモンスター ベストウイッシュ」や2014年「ハイキュー!!」など数々の作品に出演されています。

引用:千と千尋の神隠し - Wikipedia

沢口靖子さんや神木隆之介さん、内藤剛志さんと豪華な俳優さんも出演されていますね!物語だけでなく、それぞれの声にも注目して見てみるのもいいかもしれません。

 

千と千尋の神隠し」の予告映像
「千と千尋の神隠し」予告編 1

名前を奪われるというのは、私たちが生きていく中ではありえないことなのですごく怖いことが起こるような感じがします。

作中の中で、豚になってしまった両親を見て千尋は本当に悲しかっただろうなと思います。最後は、両親に会えて本当に良かったですね。

 

千と千尋の神隠し」の主題歌
木村弓   「いつも何度でも」

この曲を聞いたら本作をすぐ思い出せるほど、曲と作品がリンクしてます。木村さんの歌声がとても素敵な曲となっていますね。

 

まとめ

ほとんどの方が見たことあるのではないかというくらい、有名な作品を紹介してみました!

どんな作品だったか気になったときや、あれなんだっけという時に見ていただければと思います。

 

ジブリ作品はまだまだ名作がたくさんあるので随時、ご紹介していきます!